【studio one 4】速弾きを耳コピするセッティング

速いフレーズをスローで再生してみる

 

ギターの練習などにもDAWは便利です。
たとえば、速いフレーズなどを耳コピしたいときに、ゆっくり再生して聞き取りやすくしたい場合があると思います。
ギター入力用のオーディオトラックと練習曲のWAVファイルのトラックを配置しました。

 

曲のトラックをクリック選択したのち、「 i ボタン 」を押してインスペクターを開きます。

 

インスペクター内のテンポの項目が、タイムストレッチになっているのを確認します。

 

次に、曲のオーディオイベントを右クリックして、ファイルテンポを確認します。
未設定になっていたら、ダブルクリックで適当な数値を入力します。

 

今回は、分かりやすいようにトランスポートのテンポと同じ120に設定しました。

 

そこまで準備できたら、曲を再生してみます。
トランスポートのテンポを低い方へ変更すると、曲の音程はそのままで再生スピードだけがスローになり、速いフレーズも1音1音聞き取れるようになります。
今回はテンポを120から60位に変更したら、ちょうどいい感じになりました。

 

同じ部分を繰り返し聞きたい場合も、繰り返し聞きたい範囲をルーラー上でドラッグ選択して、ループ再生すると、じっくり耳コピに集中することができます。

楽器練習にもDAWは便利に使えますね。

以上、耳コピのセッティングでした。