ワンショットのオーディオファイルと違い、ドラムループなどの演奏されたオーディオファイルをDAWにドラッグ&ドロップで使用するとき、DAW とファイルのテンポを合わせる必要があります。
ファイル名にBPMがある場合
WAVファイルに128BPMと表示されて、テンポが128で録音されたオーディオファイルであることを示しています。

これを、テンポ120のソングにドラック&ドロップしてみます。

イベントの左下に歯車のようなマークが表示され、ソングのテンポに合わせてオーディオファイルが、自動でタイムストレッチされました。

自動でタイムストレッチしない場合は、
「 i 」をクリックして、インスペクターを開きます。

テンポ欄を、タイムストレッチにします。

ファイル名にテンポ表示があっても自動でタイムストレッチしない場合
テンポが135かな?ってファイルを、ソングにドラッグ&ドロップしてみます。

しかし、タイムストレッチ設定なのに、自動でタイムストレッチされませんでした。

イベントを右クリックしてみます。テンポが未設定になっていました。

ファイルネームにならい、135に設定します。

今度は無事に、タイムストレッチされました。

手動でタイムストレッチ
ファイル名にテンポ表示がなく、テンポ情報もないオーディオファイルを読み込み演奏を確認すると、なんとか8小節の長さの演奏であることがわかりました。

そこでイベントのラストにカーソルをもっていき、Alt/Optionキーを押すと、時計マークに変わるので、8小節の長さに相当する9小節目の頭までドラッグします。

この場合もテンポを合わせることが出来ました。


